X(旧ツイッター)のオーナー:イーロン・マスク氏がブロック機能の廃止する予定だとコメントし、ユーザーの注目を集めています。
ユーザーからは「ブロック機能がなくなると困る」という声や「ミュートでも事足りる」といった声が賛否両論噴出していますが、本当に廃止されるのか、いつから廃止されるのか気になるところです。
そこでこの記事では、
- Xのブロック機能は本当に廃止されるの?
- Xのブロック機能が廃止されるのはいつから?
- ブロック機能はなぜ廃止される?
- 対策方法はある?
以上の内容でまとめていきます。
それでは本題にいきましょう!
イーロンマスクがX (旧ツイッター)のブロック機能廃止を宣言

2023年8月18日にXのオーナーであるイーロン・マスク氏が、ブロック機能について自身のXに、
「意味がない。機能として削除する。」
DM(ダイレクトメール)以外のブロック機能を廃止する予定だと投稿。
この投稿によって議論が巻き起こっています。
現在ブロック機能を活用し、自分にとってストレスなアカウントを排除しているユーザーは多いです。
極端な例では数百人や数千といった、自分への誹謗中傷や違った意見を持つアカウントをブロックしているユーザーもいます。
インフルエンサーのような知名度の高いユーザーや発信者にとっては、ブロック機能の廃止は死活問題ですね。
一方でブロック機能廃止に対して肯定的な意見も出ています。
ブロック機能廃止への肯定意見としては、そもそもブロックしてもサブ垢やブラウザからは閲覧できてしまうので、ミュート機能で十分というもの。
しかしこれにはこんな意見も⬇︎
確かに鍵垢やミュートでは、『不特定多数に拡散はしつつ、特定の相手にだけ自分の投稿を見せたくない』というユーザー心理を満たせる機能はありません。
これはブロック機能にのみ果たせる役割です。
こういったブロック機能廃止による弊害についてはまだイーロン・マスク氏からは、新機能のや既存機能の向上などの提案は発表されていません。
本当にこのままブロック機能は廃止されてしまうのでしょうか?
イーロン・マスク氏がオーナーに就任してからの経過を見ると、『有言実行』を貫いているので、ブロック機能はこのまま廃止になることが予想されています。
X (旧ツイッター)のブロック機能廃止はいつからか予想

それでは、ブロック機能の廃止はいつ頃実行されるのでしょうか。
イーロン・マスク氏はXのオーナーに就任以降、取締役員の解雇や職員のリストラ、ツイッターブルーの導入など、様々な改革を行っていていますが、意向を表明してから概ね1ヶ月程度で実行してきている経緯があります。
そのため今回のブロッック機能の廃止も、1ヶ月程度の期間を経て実行されるのではと言われていますね。
イーロン・マスクがブロック機能の廃止をつぶやいたのが8月18日。
となると、
9月の中旬ごろにはブロック機能はなくなっている可能性がありますね。
しかし、『twitter』から『X』に名称を変更した際は、つぶやいてから2日というスピード感で実行しています。
もちろんつぶやくまでの下準備があってのことと思いますが、もしかしたらブロック機能の廃止についても、綿密な下準備が終わっており、すぐに実行されるということもあるかもしれません。
Xのブロック機能が廃止される理由は?
Xのブロック機能が廃止されるのには、大きく3つの理由があると言われています。
- 広告収益の改善
- 言論の自由の強化
- ブロック機能の穴
一つ一つみていきましょう。
広告収益の改善
ユーザーは広告収益目的のアカウントやスパムをブロックする傾向にあります。
しかし、これはXにとっては広告を表示させる機会が減少し、広告収益の減少に直結する行為になってしまいます。
そのため、ブロック機能を廃止し、こういったアカウントを排除したいユーザーはX Premiumに誘導して課金による収益を得るためではないかと言われています。
言論の自由の強化
ブロック機能があることにより、自分に不都合な発言をするアカウントを排除できてしまうという側面も持っています。
言論の自由の観点からみると、これは自由な発言を抑制するもので、イーロン・マスク氏がtwitterを買収した目的でもある「言論の自由を守るため」という思想とは真逆の機能ということになります。
ブロック機能の穴
ブロック機能は案外脆く、ブロックしてもサブ垢やブラウザからは自分のアカウントを見ることができてしまいます。
こうした機能の弱さがあるため、ミュートで十分だとイーロン。マスク氏は主張しています。
Xのブロック機能が廃止されたら対策はある?
対策としては、「鍵垢」や「ミュート」といった既存の機能を活用する方法もありますが、不特定多数に公開しながらも特定の人物にはみられたくないというユーザーの意図は満たすことができません。
しかし、XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノ氏は「ブロックとミュートのより優れたものを構築する」と、新機能を追加するということをコメントしています。
どんな機能が追加されるのか、ブロック機能の廃止によりユーザビリティが低下しないような対策をとってくれるのか今後も注目ですね!