全国駅伝大会の常連、福岡県の私立大牟田高校駅伝部監督による体罰が報道されました。
監督は大牟田高校で2006年から指導している赤池健監督。なぜ体罰を行なったのか。
体罰で謹慎処分となった赤池健監督に寄せられたOBの声に涙が止まりません。
大牟田高校駅伝部監督の赤池健はどんな人物か
高校駅伝の強豪校として知られる福岡県大牟田市の私立・大牟田高校で、駅伝部の監督を務めていた50歳代の男性教諭が部員の顔を複数回平手打ちする体罰を加えていたことがわかった。教諭は学校の調査に体罰を認め、今月1日付で監督から外された。
読売新聞
報道では監督の実名報道はされていませんが、大牟田高校駅伝部の広報誌に赤池健監督の名前がありました。
報道でも、2006年から監督をしていると出ているため現在の駅伝部監督は赤池健監督で間違いないようです。




部員に対し赤池監督が平手打ちをしたとされる体罰があったのは2022年の8月。合宿中に部員同士が公論となったため、そのうち一人を呼び出した。
その際に複数回平手打ちをして、部員は鼻血と顔面に打撲を負ったとのことです。
現在、赤池健監督は駅伝部監督から外れ謹慎中となっています。学校側は調査を継続し、処分を決定していく方針となっています。
赤池監督プロフィール

- 年齢 50-51歳
- 2006年から大牟田高校駅伝部監督(教諭)
- 大牟田高校卒業 日本体育大学卒業
- 妻は寮母もやいさん 子供は不明
自身も大牟田高校駅伝部の出身だった赤池健監督。2006年から17年ほどの長い期間監督を務めていました。
2016年にRKB毎日放送に大牟田高校駅伝部が特集された時の記事が残っていたので紹介します。

指揮を執って10年、赤池健監督は全国へと襷を繋ぎ続けるプレッシャーの中で、伝統の重みと格闘し続けている。
結果を出し続けることへの難しさ。忍耐と努力は切り離せないという、現代には反比例する駅伝という種目で、選手たちがどうすれば強くなれるのか。
妻のもやいさんの協力も得ながら、先輩の指導者の助言も貰いながら、 日々選手たちと向かい合った。
全国大会常連校の監督を務める重圧を背負って部員たちと向き合う熱血教師だったようですね。
今回の体罰がどんな状況だったのかますます気になってきました。
大牟田高校駅伝部監督の赤池健「体罰の理由」OBが証言
今回の体罰報道をうけて、Twitterやヤフコメには体罰批判が飛び交っていました。
しかしその中で、赤池監督を知る大牟田高校駅伝部OBのツイートを発見。
ネットで繰り広げられる外野からの体罰批判に臆することなく投稿されたツイートに、管理人も胸が厚くなる思いでした。

仮に生徒が何をやったとしても叩いていい理由にはならないけど、生徒が何をやったのかは明確にならず体罰ばかりが注目されるのはなんか違うと思う。
先生は決して練習がダメだ、レースがダメだ。そんな理由では生徒を叩かない。メディアに出る情報だけが全てでは無い。
今回の体罰問題は、部員同士の口論が原因だったと報道がありますがその詳細は明らかになってません。
しかし、赤池健監督が手を挙げたのにはそれ相応の理由があると言っていますね。それだけこの方は、赤池健監督の指導に厳しくも愛を感じていたということですね。
管理人もこの体罰問題には、生徒と監督の間に信頼関係があったのかが、決定的な結果の違いを生んだのだと思っています。
赤池健監督の処分
赤池健監督は3月1日付で監督から外れ謹慎となっています。
体罰についての調査は継続中で、追って処分を検討するとのことですが、このままクビという可能性もあるのでしょうか。
愛のある厳しい指導ができる数少ない監督に、ぜひ戻ってきて欲しいです。
赤池健の妻は寮母「もやいさん」
赤池健監督の妻は大牟田高校の寮母をしているそうですが、もし赤池健監督がクビになったら、妻のもやいさんも寮母を辞めることになるのでしょうか。
もしそんなことになれば50前後のまだ働く世代の夫婦が二人揃って職を失うことになってしまいます。退職金も水の泡ですよ。
しかし、夫の赤池健監督がクビになって、奥さんだけ寮母で残るというのも考えづらいですね。
数ヶ月の謹慎のみで、また駅伝部の指導者に復活されることを祈ります。
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