自称「末期がん患者を救った男」、健康食品販売会社「ウィンメディックス」の社長・白木茂容疑者(45)が、『がんに効く新薬を開発している』とうたい、がん患者らに対し国に無届けで会社株を売った、金融商品取引方違反の疑いで逮捕されました。
事業がうまくいけば高配当が得られると嘘をついて実際は一度も配当せず私腹を肥やしていた白木茂容疑者の経歴を調べて見ると驚くべき事実が出てきました。
白木茂容疑者の経歴「闇金で過去に逮捕歴!」

白木茂容疑者は2022年4月までのおよそ5年間で約15.000人に株を売り80億円もの収入を得ていたとみられています。
しかし、株の購入者への配当は一度もなく、白木茂容疑者にはおよそ8億円もの大金が渡っており、高級時計や高級車などの購入資金にあてられていたとのことです。
ウィンメディックスのホームページでは、「新たな挑戦をし続ける会社」として、世の中を変えるために法律や政治を変えていくと、日本の医療制度の変革について熱く語っている白木茂容疑者は、どのような人物なのでしょうか。
白木茂容疑者の経歴

ウィンメディックスのホームページに載せられている白木茂容疑者の経歴です。
- 広告代理店、環境、医薬品開発関連のシリアルアントレプレナー(新しい事業を何度も立ち上げる機連続起業家のこと)
- 心臓病で弟と、白血病で娘を亡くしている。
- 家族を病気で亡くした経験から、日本国内での遠隔診療システム開発及び抗がん剤の研究開発を目的に企業。
- 正解にも支社、研究室を拡大
- 2019年からは日本全国でがん患者やその家族へ向けた講演会を開催。
【ウィンメディックスホームページから引用】
白木 茂(しらき しげる、1977年9月28日 )起業家
東京都 生まれ。広告代理業、環境、医薬品開発関連の豊富な事業経験を有するシリアル・アントレプレナーであり、心臓病で弟、白血病により娘を亡くした経験から、日本国内での遠隔診療システムの開発及び抗がん剤の研究開発を目的で起業。国際展開の拠点として、英国のロンドンに2社、世界五大会計事務所の一つ、監査法人BDO内に本社登記し設立する。-以下省略-
ウィンメディックス
白木茂容疑者の過去の逮捕歴
これ以外の学歴などはネット上で見つけることはできませんでしたが、2006年の出資法違反の記事に出てきた容疑者の名前が白木茂容疑者と同姓同名でした。
2006年06月21日
システム金融、さらに4人逮捕=数店管理のグループ長ら-警視庁
複数店舗で顧客情報を共有し融資を繰り返す「システム金融」を展開、多重債務者から高金利を取っていたヤミ金融グループ事件で、警視庁生活経済課などは21日、出資法違反(高金利)容疑で、同グループの4人を逮捕した。
ライブドアブログ
逮捕されたのは、数店を管理するグループ長で玩具販売会社社長白木茂容疑者(28)=東京都江戸川区春江町=らで、同グループの逮捕者は計27人になった。同課はさらに全体を統括する者がいるとみて捜査している。
闇金で多重債務者に違法な高金利で金を貸し利益を得ていたようですね。
この玩具販売会社社長の白木茂容疑者がウィンメディックの白木茂容疑者と同人物かリサーチすると、この事件のあった2006年にたてられた「詐欺師リスト」という匿名掲示板のスレッドを発見しました。このスレッド内の書き込みがこちらです。
ウィンメディックスの白木茂容疑者と2006年に出資法違反で逮捕されている白木茂容疑者が同一人物であるという共通の情報はマーキングしました。

白木茂
2006年6月21日逮捕ニュース システム金融グループ ヤミ金グループの事件
刑務所からは2008年かな出てきてる。 でっ?
27人逮捕して更に上がいるからと警視庁は捜査をしているこの事件
ハイハイハイハイバ(・w・) 何故、現在進行形で、新規の会社で未公開株を売り付けて派手に儲けているのに?
しかも、ブローカーはまだ、出所間もない網中だ。 ハイハイハイハイ(・00・)
なんで、逮捕されないのか? みんなでよーく考えてみよーつ(*>V≤*)
永遠に時効は延長戦にもつれ込みややこしいのお。

株式会社ウィンメディックスの件 ブローカーのやつと、
代表取締役は詐欺と出資法違反の前科持ちだよ 千葉県警と警視庁と金融庁には話は通してる
未公開株もやってる 元々、さい帯血で逮捕歴あるよ
弾丸通報して。みんな。 宜しくね。
匿名掲示板の書き込みは2018年のもので、報道でも「2022年4月までのおよそ5年間で約15.000人に株を売り80億円もの収入を得ていた」とされているので情報と合致します。
白木茂容疑者は2006年に出資法違反で逮捕され、2008年に出所。その後の詳しい動向は分かりませんが、ウィンメディックスを2016年に創業しています。
会社ホームページでは「家族の病気による死をきっかけに」と大義名分をうたっていますが、その中身はただの詐欺目的の会社だったのでしょうか。
しかし、世界のさまざまな期間でも事業が認められているのも事実。
なぜこんなにも、根拠のない商品を売り付ける会社が拡大していけたのか、リサーチを続けていきます。
ウィンメディックスのうさん臭いホームページ
ウィンメディックスのホームページを見てみるとかなりのうさん臭さが伝わってきます。

余命の短い末期癌の患者やその家族を狙って、あたかもがんが治るかのような誇大広告になっています。
ただ、しっかりと作り込まれており、これを見て信じ込んでしまう人もいるかもしれません。
ウィンメディックス80億円詐欺事件の概要
自社の未公開株を違法に販売したなどとして、警視庁は9日、健康食品販売会社「ウィンメディックス」(東京都千代田区)社長の白木茂容疑者(45)(文京区関口)ら男2人を金融商品取引法違反容疑で逮捕したと発表した。逮捕は8日。警視庁は同社が2017年以降、がんに効く健康食品開発をうたって全国の約1万5000人に未公開株を販売し、約80億円を売り上げたとみている。
読売新聞
白木容疑者が狙ったのは“末期がんの患者”。 「私たちはヨウ素製剤でがん治療を変えてゆきます」「飲めばがんに効果がある製品を開発する」とうたって、がんで余命短い患者やその家族の心理を利用していました。
治療根拠の全くない食品や製剤、そしてその製造するための投資として未公開株の販売を行っていましたという、悪質極まりない詐欺行為です。
出版した「末期がん患者を救った男」のレビュー


中身の60%を読んでも要点までたどり着かず…・。その要点も何か胡散臭い…・・。彼のホームページに飛ぶと、3Pのスーツを着た小綺麗な男性の写真。会社名を検索すると、会社の株を購入したというブログがあり、覗いてみるとまあ、怪しい・・。娘も、弟も失って、本気で癌をなくしたいという男が誇大広告うったり、本屋で怪しい工作をしたりするものなのかね・・•?僕にはわかりません。
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