保険金不正請求が問題になっているビッグモーターですが、今後会社はどうなってしまうのか気になりますね。
株価や上場廃止になるのではと、ネットで検索している人がとても多いようです。
そこでこの記事では、
- ビッグモーターが株価暴落で潰れそう?
- ビッグモーターが上場できない理由は?
以上の内容でご紹介していきます!
ビッグモーターが株価暴落で潰れそう?

今回のビッグモーターによる保険金不正請求問題を受けて注目が集まっている今後の展開。
ビッグモーターとGoogleで検索すると「株価」「株」と検索候補が表示されるため、ビッグモーターの株価が問題発覚によって暴落しているのではないかと検索している人がとても多いようです。

ですが・・・
実はビッグモーターは上場企業ではありませんでした!
全国に300店舗以上を展開し、買取台数6年連続日本一とうたっている、中古車販売最大手のビックモーターだけに、当然上場企業であろうと株価の動向を調べた人が多かったようです。
上場企業ではなく株式は公開されていないため株価は調べても出てきません・・・。
ビッグモーターの株式の検索と同じように「上場廃止」と検索している人も多いようですが、こちらも上場していない企業のため上場が廃止されることはありません。
ここまで大きな企業が上場していないのは何か理由があるのでしょうか。
ビッグモーターが上場できない理由は?

これだけ全国に店舗を抱える大企業が上場していないのには何か理由がありそうですよね。
ビッグモーターが上場していない理由は明らかではありませんが、実は以前から問題が多発していたビッグモーター。
今回の保険不正請求以外にも、店舗の利益がノルマに達しなかった店長がノルマを達成した店長に現金を支払う慣習があったことや、不正車検問題、二重請求問題など、人気の裏で多くの不祥事が起きていました。
こういった不正で、社会的な信用が低いというのが上場できない理由なのかもしれません。
しかし、以前からの問題発覚時の対応を見ていくと、実は意図的に上場していないのではないかとも言われています。
上場企業ではないからこそできる「黙秘」
もしビッグモーターが上場している企業だった場合、度重なる不正発覚のたびに株主への説明責任や、株主から責任を追及され対応を迫られるということが起こってきます。
しかし、ビッグモーターは非上場企業のため、こういった株主に事実を公表し説明したり、責任を追及されることがありません。
現に、度重なる不祥事にもビッグモーターは否定も謝罪もせず、完全に黙秘するという異例の対応を続けてきた歴史があります。
そのため、一部では、組織的に不正を行っており、発覚時の対応で会社が窮地に陥らないように意図的に上場しないのではとも言われています。
なぜビッグモーターの「完全黙殺」はうまく機能しているのか。その理由のひとつが、ビッグモーターが「上場企業ではない」ことだ。
東洋経済 〜ビッグモーター不正報道「完全黙秘」成功の諸事情〜
上場企業であれば決算会見、株主総会、事業戦略説明会といった「公の場」に、経営陣は出ざるを得ない。「完全黙殺」を貫こうとしても、そもそも無理なのだ。「完全黙殺」は非上場企業だけが可能な対応とも言える。
ビッグモーターの今後について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
「黙秘」することにより取材で事実確認できず報道できない
「完全黙殺」によってマスコミの動きを最小限に封じ込めることに成功しているからだ。では、なぜ「完全黙殺」でマスコミの動きを抑えることができるのか。
東洋経済 〜ビッグモーター不正報道「完全黙秘」成功の諸事情〜
その理由を理解するには「マスコミ報道の原則」を知っておく必要がある。「原則」とは「自社取材で『事実』と確認できたものしか報じることはできない」というものだ。
今までの度重なる不祥事にもビッグモーターは「黙秘」するとで問題は大ごとにならずに業績を伸ばし続けてきました。
それには上記のような報道の原則が関係しています。
上場企業でないビッグモーターは不祥事が起こった際、経営陣が公の場に出て、説明や謝罪をする義務はありません。「黙秘」を決め込んでいるため、事実を取材できないと報じることができない「報道」は報じたくても報じれることがないという状況になってしまうというのです。
こういった今までのビッグモーターの不祥事への対応姿勢から、意図的に上場していないのではないかといわれています。
この問題の元凶と言われている社長の息子・兼重宏一副社長の記事です。ぜひご覧ください!
